ウィリーで生きてゆく。

ウィリー走行世界記録保持者、スクーターパフォーマー安倍優のブログ

本日のトレーニングとサンダル



安倍です。


本日は太陽が出ており、また夏の天気か...と思っておりましたが、風が涼しくなって来ている気がします...。


ついに冬が来るのか.....と思いながらトレーニングです。


4時間程トレーニングをしてから、シート加工の続きです。


金属部品も使用するので、いつもの加工工場で作業させていただきました。


シートの補強の後にクッションに使用した部品は...。


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サンダルです...。


シートの素材はスポンジが基本ですが、お尻が痛くならない為にクッション性を考慮している訳ですが


シートに乗ったり、足をかけたりしますので、スポンジですと潰れてしまい、ダイレクトな接地感もなくなりますし、ヨレ易いです。


また背もたれ部をスポンジにしようものなら、表皮は一枚で張れませんので必ず縫い合わせる必要があり、必ずと言ってよい程、体重をかけると縫い目から裂ます。


つまり、ヨレない様に、且つ縫い目も減らせば良いと言う事になるので、耐久性に優れ、硬めのスポンジ素材と考えてサンダルをチョイスしました。


女性用の厚底サンダルを購入し、カットし接着剤で貼り合わせて固定します。


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この様な感じで、先日補強した背もたれ部品にクッションを貼り付けます。


サンダルの在庫がなく、やむなく一足はハートのサンダルに...。


この数日でサンダルを3足買いました、しばらくサンダルは見たくない気分です....。


その後、テープで巻き、固定します。


接着剤も、台湾製の接着剤は何が良いのか分からないので、説明文を良く読んで慎重にチョイスしました....。


レザー、ゴム、プラスチック対応の接着剤です。


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きちんと接着されるか、不安になりながら待ちます...。


その後、別部品も製作するので、背もたれを工場に持ち込み、グラインダーで削り成形...。


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まるで別物の様になりました...。


予想通りクッション性はあるものの、シートスポンジ程潰れません....。


これならシート表皮を張っても、ヨレないので、裂けるリスクも減りますし、クッション性も多少確保しつつダイレクト感もある。


確かに人間の全体重を支え、アスファルトにこすられているサンダルですから、快適性と耐久性にを兼ね備えてる訳です....。


まさか、ここまでサンダルの、凄さを思い知らされるとは思わず、しばらくサンダルは見たく無いと言った自分を恥じております。


ごめんサンダル。


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多少面影がありますね...。


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どうしても、サンダルの構造上隙間は出来てしまいますので、大きな隙間はカットしたサンダルを詰めて再度成形


細かい隙間はコーキング剤を使い埋めて行きます。


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コーキング剤もホームセンターで使い方を教えてもらいました...。


隙間があると体重をかけた時に潰れ、ヨレに繋がるので小さいな隙間も埋めて行きます....。


以前乗っていた車両はオフロードバイクのシート後部をカットしシート本体にネジで固定、その後丸ごと表皮を張っていましたが


あっという間に縫い目から裂け、固定部のネジ付近のプラスチックは割れ、破損...。


最終的にスポンジ無しで乗っていましが、同じ動作を数時間繰り返すと皮膚が痛くなり、トレーニングが続けられない状況になっていました。


今回は、何時間でも繰り返しシートに座った状態で練習できる様しっかり作り込んで行きます。


この後シート屋さんで、シート表皮を張ってもらいます。


楽しみです。


ではまた。