ウィリーで生きてゆく。

ウィリー走行世界記録保持者、スクーターパフォーマー安倍優のブログ

本日のトレーニングと


安倍です。


最近ブログが更新されないので、心配していたと言われハッとしました...。


集中したいトレーニングが続き、すっかり更新を忘れておりました...。


11月末に数日ですが日本に帰国し、すぐに再度台湾でトレーニング開始。


いくつか習得する必要がある技術の為に、特殊な部品も製作し取り付けました。


f:id:wheelie_king500:20171219211201j:plain


以前写真もアップしましたが、完成体です。


独特な形ですが...。


f:id:wheelie_king500:20171219211234j:plain


この様に車体に取り付けます。


今までは、フロントカウルを直接掴んでいたのですが、プラスチック製のフロントカウルですので、簡単に割れてしまうので


バーを取り付けそのバーを掴む事でフロントカウルの破損を防ぐのが目的です。


f:id:wheelie_king500:20171219211422j:plain


エンジンマウントに使用する、ブッシュも圧入して組み込んでいます。


バーがアルミ製ですので、振動対策です。


固定位置から、バー先端まで距離があるので振動が発生し、フロントサスペンションがあるとは言え、1日数百回地面に叩きつけられるので振動対策は必要ですね...。


フレームに直接バーを溶接してしまえば楽なんですが、フロントカウル内の整備性向上の為、取り外し出来る様に製作。


その為、この様な独特な形になりました。


またブッシュがあると、多少ねじれるのは当たり前ですが、バーを引っ張る方向はブッシュがねじれる方向では無いので、操作にも影響はありません。


f:id:wheelie_king500:20171219211925j:plain


少々出っ張っておりますが、そのままテスト。


テスト段階で割れる事があれば、すぐに交換する為です。


左右同じ形に製作しておりますので、左が割れても右を左に付け替えれば練習が続行出来ると言う事ですね...。


この状態で1ヶ月以上トレーニングを行いましたが、割れる事無く現在も使用出来ております。


このバーのおかげでフロントカウルも破損は無く、修理にかける時間が大幅に減少しました。


ところで、現在は1つのトリックを完成させる為、4段階に分けてトレーニングしています。


台湾に戻りトレーニングを始めてから、1週間で30時間


最初の1段階で50時間程費やしましたが、これは同じ動作を短期間で繰り返し続ける事で、どのポイントが慣れていないか等感覚が掴みやすくなる為です。


もちろん飽きであったり、精神的な辛さは出てくるので、それに対しても、それなりの時間をかけて同じ時間でも内容の濃い時間を過ごす為の準備が必要ですね...。


1つの技術を習得する為の『練習』とは少し違う、鍛錬の要素も含まれています。


今週からは第2段階へと進みましたので、別の動作を同じく50時間程は繰り返し続けて行きます...。


まだまだトレーニングは続きます。


ではまた。